2008年01月24日

ウルトラマンレオ

なんかセブンより古いイメージがあります。

『ウルトラマンレオ』は、 1974年(昭和49年)4月12日から1975年(昭和50年)3月28日までTBS系で毎週金曜日19:00 - 19:30に全51話が放送された円谷プロダクションが製作した特撮テレビ番組の名称、あるいはその劇中に登場する巨大変身ヒーローの呼び名である。ウルトラシリーズ第7作であり、第2期ウルトラシリーズの最終作にあたる。

2007年8月より円谷プロ公式サイト「ウルトラチャンネル」で本編配信がスタートしている。

それまでのウルトラシリーズ同様、怪獣や宇宙人とレオとの戦いが物語の中心となる。特徴としては主人公が他のウルトラマンとは別の星出身の宇宙人であること、変身はしないがウルトラセブン=モロボシ・ダンがレオをサポートすること、防衛チームの劇中での役割が従来のシリーズ作品に比してより脇に退いており、主人公を取り巻く一般人がドラマの中心になることなどがある。作風は、故郷を失った主人公が、孤独で精神的に過酷な状況の下、肉体的にも過酷な特訓等を通じて心身共に強くなり、困難を乗り越え自ら楯となって戦い抜いていくという、一種の根性物的展開が当初試みられた(詳細は後述。但し、これも後述する事情から、路線が変更されていった)[1]。この点が、本作以前のウルトラマンシリーズには一部の例外を除いて見受けられなかった大きな特徴であり、本作品のカラーを色濃く特徴づけている。制作サイドの企画書にも記載され、番組放映開始時の番宣等でも大きく掲げられた本作品のテーマは、「生きる厳しさと哀しさを鮮烈に謳う」。このフレーズは、当初本作で描こうとしたヒーロー像を最もよく表現していると思われる。

レオの故郷・獅子座L77星はマグマ星人の侵略によって滅ぼされ、脱出したレオは地球にたどり着き、地球人おゝとり(おおとり)ゲンの姿になって、城南スポーツセンターの指導員として生活していた。一方、ウルトラセブンはウルトラマンタロウの後を受けて再び地球防衛の任に就き、モロボシ・ダンとして宇宙パトロール隊MAC(Monster Attacking Crew)の隊長を務めていた。地球に侵略の手を伸ばしてきたマグマ星人とその先兵の二大怪獣レッドギラス、ブラックギラスと対戦したセブンは脚を折られてしまうが、レオの登場によって窮地を救われる。しかしこの結果、ダンは右脚が不自由になり、セブンへの変身能力を失ってしまった。そこでダンは自らに代わって地球を守ることをゲンに依頼する。ダンの推薦でゲンはMACに入隊、ダンの特訓を受けながら地球を侵略するマグマ星人や他の宇宙人たちと戦う。

本作は、放送途中で路線変更が行われ、結果的にではあるが、その都度、違った装いを見せることになった。大きく分けると、次の三期に区別できる。但し、この区分は第40話以降の「円盤生物編」が「恐怖の円盤生物シリーズ!」と正式に銘打たれているところに由来する以外は、本項目における便宜上のものであり、区分の名称や境目となる話数は公式に定められたものではない。

シリーズ初期においては、敵は通り魔的な犯罪を行なうヒューマノイド型の星人が等身大でMACと格闘戦を行った後、怪獣型のモンスターに巨大変身してレオと戦うというパターンが繰り返された。レオは初戦でしばしば敗退し、モロボシ・ダンの特訓を受けて新しい必殺技を身につけ、2度目の対戦で勝利するというドラマ作りが行なわれた。怪獣が敵として登場する場合も、等身大にならないだけで基本のプロットは同様である。この時期のレオはほとんど光線技を使っていない。

この時期のもう一つの大きな特徴は、MAC内でのゲンの厳しい立場である。本作では主人公を取り巻くドラマを防衛チームから市井の人々へとシフトさせ、MACのドラマ内での扱いは従来の防衛チームと異なるものとしたため、ゲン以外のMAC隊員の役割は、かつてのシリーズに見られたような、主人公にとっての協力者・理解者といった位置づけではなく、むしろ批判者・対立者としての側面が強調されている。特にゲンの正体を知っているのがダン隊長だけで、ダン自身もセブンとしての能力から知りえた敵情報を他の隊員に充分に伝え切れなかったり、ゲンに対するダンの特訓が隊員たちに「特別扱い」と偏見の目で見られる状況を生み出す等、他の隊員から孤立するゲンの姿がしばしば描かれ、MACでの人間関係についてはハードな展開が続出した。逆に、スポーツセンターの人々には、そんなゲンに対する理解者としての役割が与えられている。

しかし、こうしたドラマ展開は第15話近辺から徐々に変化を見せ始める。この回の特訓シーン終了直後にダンがゲンに向かって「免許皆伝だ」と告げるシーンがあり、劇中での特訓は第21話を最後に行われなくなった。これは、ダンの特訓が『ウルトラセブン』でのモロボシ・ダンの、温厚で大人のキャラクター・イメージから大きくかけ離れた鬼指導者と見られ、特に幼児層やその保護者層、そして『ウルトラセブン』を観ていた世代を中心に視聴者からの不評を受けたこと、そして故郷の星を失ったレオことゲンの悲哀、MAC内でのゲンと隊員たちとの確執、それに伴うゲンの孤立を中心とした余りにも暗いストーリーがやはり子供たちに受け入れられなかったことが一因である。その反映で、ウルトラシリーズ初めて一桁台の視聴率も記録してしまった。またダン役の森次は先のダンのキャラクター・イメージの件以外にも、シナリオでゲンよりもダンの存在感が大きくなっていると感じ、変える必要があるとスタッフにも意見したことを回想している。

また、他のMAC隊員たちから浮いてしまう展開も、ダンの強烈な特訓の解消と並行して次第に描かれなくなった。また、第17話よりMAC隊員のメンバーも大きく変更され、隊員達がドラマに関わる場面も増えてきた。いずれにせよ、シリーズ初期におけるこうした人間関係面を含めたハードな状況は、様々な試行錯誤の中で発展的解消を遂げ、ドラマの作風は大きくシフトしていくのである。なお、これに伴ってか、後述するように、悲壮感の漂う主題歌「ウルトラマンレオ」は第13話を最後にオープニングとしては使用されなくなり、第14話から比較的正統派ヒーローソングの色合いの濃い「戦え! ウルトラマンレオ」に変更されている。
(以上、ウィキペディアより引用)

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